トレーニーはなぜ脚トレが嫌なのか?──「嫌い」の正体を分解してみた
「胸はやる。背中もやる。腕も好き。なのに脚の日だけ、ジムに行く気が消える」
いわゆる “Skip Leg Day” が起きるのは、根性がないから…だけではありません。脚トレが嫌われやすいのには、身体的にも心理的にも、わりと合理的な理由があります。
1) とにかくキツい:全身を巻き込む「高コスト種目」が多い
脚トレの主役はスクワット、レッグプレス、ブルガリアンスクワット、RDL(ルーマニアンデッドリフト)など。
これらは脚だけでなく、体幹・呼吸循環(心拍)・握力・姿勢保持まで総動員しやすい種目です。
結果として何が起きるかというと、「脚が疲れる」の前に息が上がる/心が折れる/全身がしんどいが来ます。
上半身トレだと“パンプの快感”で乗り切れる人でも、脚トレは別競技に感じがち。
2) 筋肉痛(DOMS)が重い:日常生活の質を下げやすい
脚トレが嫌われる最大要因はこれ。
DOMS(遅発性筋肉痛)はトレ後すぐではなく、12〜72時間で強く出やすく、歩行・階段・椅子の立ち座りなど生活動作に直撃します。Nikeの解説でも、DOMSが強いと動作パターンが変わり、ケガのリスクが増える可能性がある点に触れています。
また、筋肉痛は「効いた証拠」と思われがちですが、必ずしも“良いトレーニングの指標”ではないとも述べられています。
なぜ脚は特に筋肉痛が出やすいのか?
脚トレは「下ろす局面(エキセントリック=伸ばされながら力を出す)」が強くなりやすい。
エキセントリック運動は、慣れていないと筋損傷や遅発性筋肉痛を起こしやすいことが整理されています。
3) フォーム不安が強い:怖い・恥ずかしい・自信が削れる
脚トレはフォームが崩れたときの“怖さ”が上半身より大きく感じやすいです。
- しゃがむ深さが分からない
- 腰や膝が不安
- バーベルを担ぐのが怖い
- 周りの視線が気になる(特にスクワットラック周り)
しかも、脚トレは「上手くできないとキツさが増える」タイプの種目が多い。
結果として、脚の日が「達成感」より「自己否定イベント」になってしまう人もいます。
4) 見た目の報酬が遅い:腕胸ほど“即効性”がない
腕や胸はパンプでその場で見た目が変わるし、服の上からも分かりやすい。
一方で脚は、
- 普段見えにくい(長ズボン文化)
- 変化が出ても自分で気づきにくい
- 計測もしないと成長実感が薄い
つまり、努力に対する報酬(見返り)が遅い。
人間は報酬が遅いほど習慣化が難しいので、脚トレが後回しになりやすいのは自然です。
5) セッション後のダメージが大きい:その後の予定を潰す
脚トレはトレ後に「何もしたくない」状態になりやすいです。
特に初心者〜中級者は、脚の日が来ると無意識にこう考えます。
- 明日仕事なのに歩けなくなりたくない
- 週末の予定がある
- 次の上半身トレに響くのが嫌
実際、強いDOMSは次のワークアウトの妨げになり得る、とも説明されています。Nike
じゃあどうする?「脚トレ嫌い」を改善する現実的アプローチ
A) “脚の日”をやめる(発想転換)
脚を週1でまとめて地獄にするより、
週2〜3で軽めに分散した方がDOMSも恐怖も減って継続しやすいです。
B) 最初から限界まで追い込まない
エキセントリックに慣れていないほど筋肉痛は強く出やすいので、
最初は**RPE 6〜8(余力2〜4回)**くらいで止めるのが長期的に得です。
「潰す日」を作らないほうが継続できます。
C) 種目を“怖くない順”に並べる
例:
レッグプレス → スプリットスクワット → ゴブレットスクワット → バーベルスクワット
みたいに、心理的ハードルの低い順で慣らす。
これはCTAサンプルです。
内容を編集するか削除してください。

