筋トレで手首を痛めたら「治るまで待つべき?」──結論:痛みの種類で“待ち方”を変える(セルフケアと復帰の目安つき)
筋トレ中の手首の痛みは、フォームの崩れ・負荷の上げすぎ・繰り返し動作(オーバーユース)などで起こりがちです。軽い捻挫や腱の炎症ならセルフケアで落ち着くこともありますが、見逃すと長引いたり、まれに骨折や重い靭帯損傷が隠れていることもあります。痛みを「根性で押し切る」より、いったん状況整理して最短で復帰するほうが結果的にトレーニング効率が上がります。
※この記事は一般情報で、診断ではありません。強い痛みや不安があれば整形外科などへ。
まず結論:完全に“何もしないで治るまで待つ”より、**「相対的安静+早めの見極め」**が基本
1) 受傷直後の“ケガっぽい痛み”(捻った、ズキッとした、腫れた)は「いったん止める」が正解
軽い捻挫は自宅ケア(RICE)で良くなることがあります。一方で、痛み・腫れが48時間(2日)以上続くなら受診が推奨されています。筋トレ由来でも同じで、「思ったより長引く」は受診サインに寄せて考えるのが安全です。
2) じわじわ系の“使いすぎの痛み”(オーバーユース)は「休みすぎない」も大事
繰り返し動作で起きる痛み(RSI=反復運動過多による痛み)は、多くが自然に改善し得ますが、休みすぎ(数日以上の完全固定)は弱化・柔軟性低下につながるともされています。目標は「痛くない範囲で動かしながら回復」です。
画像でイメージ:手首は“荷重+握る”で酷使される関節
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手首(手根管周辺)の図(負担が集中しやすい構造の参考)
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手首サポーター(スプリント/ブレース)の例(痛みが強い時の補助として)
受診の目安(赤信号):この場合は“様子見”をやめる
強い痛みほど「我慢して可動域が戻るのを待つ」ではなく、早めに確認したほうが復帰が早いことがあります。
以下があれば受診・相談優先
- 痛み・腫れが数日たっても改善しない/悪化(“軽い捻挫”の範囲を超える可能性)
- 受傷後48時間以上、痛みや腫れが続く(受診の目安)
- 変形、色の変化、動かせない・握れない、感覚がない/しびれ、発熱や強い熱感など(骨折や感染なども含め鑑別が必要)
対処法:まずは“最初の48〜72時間”のやること
【Step 1】痛い種目は中止(フォーム修正で誤魔化さない)
ベンチプレス、腕立て、ショルダープレス、クリーン系など「手首が反る+荷重」の動きは一旦ストップ。痛みがある状態で続けると、治りが遅れることがあります。
【Step 2】RICE(休む・冷やす・圧迫・挙上)
軽い捻挫はRICEで改善することが多いとされています。氷は直接当てず、20分を複数回が一つの目安です。
【Step 3】痛み止め(合う人は)+やりすぎない固定
市販の鎮痛薬(例:パラセタモール/イブプロフェン等)や冷温パックの活用が紹介されています(※持病・服薬がある人は要確認)。
また、サポーターは助けになりますが、**“固定しっぱなしで数日以上まったく動かさない”**は避ける考え方もあります(オーバーユース系では特に)。
「治るまで筋トレしない」は本当?—おすすめは“手首に優しい代替メニュー”で繋ぐ
手首が痛い時期は、トレーニングをゼロにするより「手首に負荷が乗らない範囲で続ける」方がメンタル的にも復帰しやすいです(ただし痛みが増えるなら中止)。
手首に優しい例:
- 下半身:レッグプレス、レッグエクステンション/カール、ヒップスラスト(握りが弱い負荷で)
- 体幹:プランクが痛いなら、デッドバグ等の“手をつかない”種目へ
- 有酸素:バイク等、手首を使わないもの
ポイントは「翌日に痛み・腫れが増えていないか」をチェックすること。痛みが続いたり悪化するなら、医療者に相談するほうが安全です。
復帰の目安:「再開してOKなサイン」と「まだ早いサイン」
再開してOKに近いサイン(目安)
- 日常生活での痛みがかなり減っている
- 可動域が戻り、軽く荷重しても鋭い痛みがない
- トレ後〜翌日に腫れや痛みが増えない
“痛みが数日以上続く/悪化するなら受診”という考え方が示されています。
まだ早いサイン
- トレ中は我慢できても、翌日に悪化する
- 熱感・腫れが強い/握力が戻らない
- しびれ、感覚異常がある(手根管など別要因も)
NHSも「痛みが悪化・再発・しびれ」などは相談対象に挙げています。
“再発予防”の超重要ポイント(フォームと負荷設定)
手首の痛みは「腱に同じストレスが反復」「関節が反ったまま荷重」などで起きやすいので、次を見直すと再発率が下がります。
- 負荷の上げ方を急にしない(オーバーユース予防)
- 痛い動きを“別種目に置き換える”(同じ刺激を別角度で取る)
- 手首が反る種目では、バーの握り位置・手首角度・手幅を要チェック(手首をニュートラルに近づける)
まとめ:待つべきか?→「痛みを押して待つ」のではなく「止めて整えて早く戻る」
- 受傷直後のズキッ系は、まず中止+RICE。48時間以上続く痛み・腫れは受診目安。
- じわじわ系(使いすぎ)は、休みすぎないで、痛くない範囲の可動・運動に戻していく発想も大切。
- 数日以上改善しない/悪化するなら、先延ばしにせずチェック。
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